【No.0004】自己紹介〈少年期 Part02〉

どうも、イノベイです。
前回は小説みたいになってしまったね…。
でも事実なんです…。とりあえず……続き書きますw


小学5年の夏休みが始まった。自分にとっては日本で過ごす最後の夏休み。
親戚やおばあちゃん家がある愛知県に行き、お別れの挨拶。

正直、ほとんど記憶がない。なにしたんだろ…。
父親は4月から既にオーストラリアに行っており、夏休みから残りの家族(母、自分、妹の3人)が合流するって感じ。

親は2回目のオーストラリア(厳密にいうと自分もだけど)だから
あまり緊張感は無さそうだけど、自分は…
「なんとか日本に残れないか」「どうにかして日本に残る理由を作れないか」「海外に行けない理由を作れないか」
そんなことばっかり考えてた。

時間はあっという間に過ぎ、日本を離れる日になった。
旅行だと思えば少し気持ちは楽になったけど、日本に残りたい理由を最後まで探していた。

結局理由を探せぬまま、飛行機に乗って、日本を離れた。

もう戻れない。あとは8時間飛行機で過ごし、オーストラリア(シドニー)に到着するだけ。
機内で何をして過ごしたかあまり記憶にないが、1つだけ覚えてるのは
当時のヒット曲を流す有線的なラジオ?をヘッドホンで聞いていた。
CMで流れてる有名な曲だらけ。ちょうどこの時期に音楽に目覚め始めた時だった。
何度も聞いてメロディと歌声で自分の今置かれてる環境を少し忘れさせてくれた。

フライトの時間、8時間もあっという間でオーストラリア(シドニー)に到着。

入国手続き等済ませて空港出ると父親が待っていた。迎えに来てくれていた。
そこから車でシドニーで住む家に向かった。

車中は「疲れてない?」「眠くない?」とか言われてたと思う。
シドニーに到着したのが夜だったのであまり見えなかったが、車窓から見える文字は全て英語だった。

ほどなくして真っ暗な場所に着いた。……がいきなり門があった。
「ここの先に家があるんだよ。びっくりするぞ!」
父親は興奮しながらそう言っていた。
少しだけ興味はあったが疲れもあったせいかそこまでテンションは上がらなかった。

門をあけて林の中、真っ暗な一本道があった。
一本道を100mぐらい進むと真っ暗だが車庫と家が見えた。
ここが新しい家だ。オーストラリア シドニーで住む家。

家を見た瞬間、自分は思った。

「これ………ホテル?」

1階建ての建物だが、横に長かった。
まだ玄関を開けてないが、ぱっと見でそれくらい大きかった。

実際玄関を開けてみると…………そこは……

「予想をはるかに(何百倍も)超えたところ」だった。

続きはまた明日!w

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